
皆さん、ごきげんよう!!
今回の記事では、Bubbleにおけるプラグインについて、さらに深いところまで解説していきます。プラグインの事をより知りたい方は、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
特別なプラグイン
概要
いくつかのプラグインは Bubbleの開発チームによって開発され、外部サービス (またはプライベートバックエンド) との接続を追加できるようになっています。
API Connector
API Connectorは、Bubbleの開発チームによって構築された特別なプラグインで、JSON ベースの RESTful Web API を公開するサービスに接続することができます。これを使用して、外部サービスからデータを取得するためのAPIコールを追加したり、サービス側のアクションをトリガーするためにデータを投稿したりすることができます。
API コネクタは、API 呼び出し用のプラグインビルダーと同じインターフェイスとバックエンドを共有しています。APIコネクタを介して接続がアプリに追加されるとすぐに、APIコネクタを右クリックしてプラグインを作成することで、プラグインに変換できることに注意してください。他のバブルラーと機能を共有するための方法なので、できるだけパブリックAPIをプラグインに変換してください。
Bubble App Connector
App Connectorを使用すると、2つのBubbleアプリを接続して、別のアプリのAPIやデータにアクセスすることができます。これにより、別のアプリでOAuthでサインアップしたり、2つ目のアプリのユーザーとしてワークフローを実行したりすることができます。
App Connectorを使用するには、最初のアプリAでAPIを設定してから、アプリBで使用する必要があります。ユーザーがアプリBでアプリAにサインアップできるようにするには、設定タブでアプリAでいくつかのOAuth認証情報を定義する必要があります(詳細はこのセクションを参照)。これが完了したら、アプリBにBubble App Connectorをインストールして、アプリAを追加します。
アプリを追加すると、BubbleはアプリAが公開しているさまざまなパブリックコールとパブリックワークフローを自動的にフェッチします。異なる呼び出しをインストールして、「APIからデータを取得」のデータソースとして、またはワークフローのアクションとして使用することができます。
呼び出しを実行するための認証には、いくつかのオプションがあります。デフォルトでは、APIキーを選択するか、認証を行わない(アプリAで定義されているように呼び出しが実行されます)ことができます。クライアントIDとクライアントシークレットを入力すると、アプリBのアプリAでユーザーにOAuthで認証させることもでき、OAuthは認証のための第3のオプションになります。
認証なし:APIキーなしでコールが実行され、ログアウトしたユーザーとしてコールが実行されます
APIキー:すべてのデータ可視化権限を持つアプリAの管理者ユーザーとして呼び出しが行われます。
OAuth: 通話は、アプリ B でアプリ A でログインしたユーザーに代わって行われ、プライバシー ロールは、現在のユーザーとしてそのユーザーに適用されます。
B の App Connector を A に正しく設定すると、B ではエンドユーザーに A のアカウントでログインする機能を提供できることに注意してください。これは、”ソーシャル ネットワークでのサインアップ/ログイン” ワークフロー アクションを利用します(”Google でのログイン” 機能に似ています)。
SQL Database Connector
Database Connectorを使用すると、Bubble内からデータベースに接続してSQLクエリを実行することができます。これらのクエリは、アクション、データソース(外部APIとして表示されます)、またはその両方としてトリガーすることができます。Bubble は PostGres、MySQL、Microsoft SQLへの接続をサポートしています。
このプラグインを使用するには、まず、接続したいデータベースを表す接続文字列を定義する必要があります。
接続は次のようになります。
mssql://username:password@my-db-instance.endpoint.us-east-1.rds.amazonaws.com:PORT/db_name
接続を暗号化する必要がある場合 (例えば Microsoft Azure の場合)、接続に ?encrypt=true を追加する必要があります。
接続文字列を作成し、それを検証したら、それを使用するクエリを作成することができます。どのSQL文でも使用できますが、SELECT文の場合は最後にLIMIT Nを追加する必要があります。クエリをテストして保存すると、設定方法に応じて、アクション、データソース、またはその両方として使用することができます。SELECTクエリはリストを返すことに注意してください。
プラグインの作成
Bubble Platformはオープンです。Bubbleの機能を拡張するための独自のプラグインを作成することができます。公開APIへの接続を追加したり、非専有要素を開発した場合は、このプラグインを公開して、Bubble Communityと共有することができます。
まとめ
今回の記事では、Bubbleにおける特別なプラグインについて解説していきました。APIや別のアプリ、データベース等に接続できるプラグインもBubbleでは用意されている事が理解出来たかと思います。さらには、自分で独自のプラグインも作成が可能なので、本当に幅広いアプリを構築できる事でしょう。プラグインも使いこなす事で、自分だけのオリジナルのBubbleアプリを構築し、より素敵な世の中にしていきましょう。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました!!